ダイエットや体質改善のためにお話を聞いていて思うのは、何を食べればいいのかもそうだけど、
どれくらい食べればいいのか?食べていいのか?がわからない・・と言う人がけっこういるんです。
ダイエットや体質改善というと、何を選んで食べるべきか?に気持ちが行きがちですが、
それと同時に食べる量のコントロールも必要になってきます。
過去の私がそうだったのですが、体に負担のかからない、良いものを食べている・・という安心感から量を食べていたんですね。
そうすると、当然痩せないんです。
痩せる と キープする は、違います。
これから痩せたい、無駄な脂肪を落としたい、体重を落としたい。
こんな風に考えている人は、これをしっかりと理解しておくことが必要です。
今の体型を維持する・・というのは、そんなに難しくないです。
(極端な減食やハードな運動をしてなんとか痩せた、とかでなければ)
でも、これから落としていくのなら、正しい知識と行動が揃わないと無理です。
食べる量に関しては、個人差が大きいです。
同じくらいの身長、体重だったとしても、消化力や活動量、筋肉量などで全然違うので体型もあまりアテになりません。
そして、人間の体は「適応」していくので、少ない食事量にするとその中で体はまかなうようになり、
その少ない食事量しか上手に代謝しないようになったりもします。(代謝が落ちた状態)
とはいえ、もともとの体のキャパというか、体質的なものはあります。
胃腸が強い人もいれば、弱い人がいるように。
そこで参考になるのが、手の大きさです。
炭水化物は、にぎりこぶし
タンパク質は、手のひら
で表現されたりします。
何個分がいい、とはここではいいませんが、こぶしの大きさと、手のひらの厚みや大きさを目安に、
1日に何個分、何枚分だと調子がいいかを自分なりに見つけてみるといいです。
手の大きさでの目安を頭に入れて、一番大事な要素。
それは、食後の眠気 です。
よく昼食を食べたあとに眠くなる、という人がいますよね。
純粋に睡眠不足というのは置いておいて、睡眠不足でもないのに眠くなるならそれはあなたの適量を超えている可能性があります。(超早食いの人は、ゆっくり食べないとわからないですよ)
基本的に、お腹いっぱい食べても、適量であれば、眠くなりません。
この、満腹時の眠気が続くと、体重が増加していくと思っていいでしょう。
思い起こせば、私が太り始めたときも、食後にめちゃくちゃ眠くなってたんですよね。
その時はそんなことは知らず、疲れているのかな?くらいにとらえていたんです。
疲れていたのは体ではなく、内臓だったんでしょう。
内臓が疲れていると、活動部分でもふんばりがきかなくなるし、ダイエットもうまくいきません。
代謝が正常にされてこそ、脂肪も効率良く燃えたり、筋肉をつけたりもできるんですよ。
食後の眠気をチェックしつつ、自分の手の平やにぎりこぶしでだいたいの適量を把握するようにしてみてください。
自分以外の誰かと比べて、よく食べる、少食だ、こういうものさしではなく、自分の感覚を大事にしましょう。
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