ダイエットで食事を節制しているときに外食や飲み会が入ると、どうしても体重は増えてしまう傾向があります。
基礎代謝が高い人は、一晩で取り戻すことができる場合もありますが、たいていの人は翌日の体重は増えます。
日々の体重の変化は、主に水分です。
筋肉量と脂肪量の増減がない場合、変化しているのは水分なのです。
筋肉も脂肪も、数日で数百グラム単位で変動することはありません。
-
-
筋トレとダイエットの関係。トレーニングするとなかなか体重が減らない理由
続きを見る
-
-
お米を食べはじめたら体重が増えてしまいました。やっぱり炭水化物って太るの?
続きを見る
だから、飲み会の翌日に体重が増えていてもあわてないことが大事です。
こんな風に、日々の体重の変化で一喜一憂していると、ダイエットはうまくいきません。
傾向としては、筋肉量の少ない女性ほど体重の増加が顕著です。
体脂肪が20%未満で、引き締まった体つきの女性は水はけがよく、むくみにくいですね。
知り合いの女性トレーナーでスタイル抜群の人がいて、彼女の体脂肪率は18%。
国際線の飛行機に乗っても、足がむくんだことはないと言っていました(!)
(個人的には女性は20%切らないほうがいいいと思ってます。20〜25くらいがいいかと。)
どうして飲み会の翌日に体重が増えやすいかというと、
塩分の高い食事
アルコール
(〆のラーメン)
普段の摂取カロリーを上回るため、体が処理できない
いろんなことが組み合わさって、水分の溜め込みが起こります。
ハードなダイエット、ただ単に体重を落とす(水抜き)をさせて、お客さんを満足させるスタイルのところだと、
飲み会の次の日は、食べずに水だけ飲め。みたいなことを言うところもあります。
前日の夜、遅くまで飲み食いしているので翌朝に朝食をがっつり食べるのは体の負担になりますが、断食のようなことをするのはおすすめできません。
外食 → 断食 → 外食 → 断食・・(負のループ)
生活スタイルにもよりますが、脂肪を溜め込みやすい生活の典型です。
思い切り食べる、全く食べない、、と極端なことを繰り返すのはいい方法ではありません。
飲み会の次の日にやるといいこと。
①良質な水をたくさん摂る
②塩分控えめのシンプルな食事にする
③余裕があれば、ウォーキングをする
①・・塩分の高い食事やアルコールによって、血液中のナトリウム濃度が高くなっているので、いつもより多めに水分を摂って、むだな水分を排出しましょう。
いつもより尿量を増やして、しっかり出すこと。
②・・ごはん主体の食事にして、おかずを控えめにする。
目安は、ごはん:おかず=7:3もしくは8:2
塩分の高い食事、味付けの濃い食事から体をリセットしながら、活動のためのエネルギーはごはんでしっかり摂ること。
③ウォーキングで、第二の心臓といわれるふくらはぎを刺激することで、血流を良くすることで水分排出を促します。
どうしても歩くのが嫌な人は、お風呂に入ってしっかり汗を出しながらふくらはぎをマッサージしましょう。
①〜③を上手に取り入れれば、数日で余計な水分が排出されて、体重も落ち着いているはずです。
だけど、普段炭水化物をカットしすぎている人はこの方法だと難しいでしょうね。
-
-
炭水化物ダイエットはリバウンドのリスクが高く、根本的なむくみの改善にもなりません
続きを見る
-
-
ご飯を食べないからむくみ続ける。炭水化物ダイエットですっきりしても食べたらまたむくむ
続きを見る
炭水化物を抑えれば抑えるほど、外食や飲み会のあとの体重増加が大きくなると考えてください。
枯れているところに、アルコールとともに、塩分の高い食事が入ってくるので体は一気に取り込んでしまうからです。
一生、炭水化物は摂らない。
と、決心しているのなら、大丈夫ですけど。。
体重は安定するでしょうね。
だけど私は、健康の視点からおすすめしないです。
-
-
ダイエット中のお付き合いはどうするの?外食やお土産の誘惑に負けてしまいます
続きを見る
食べてしまった!!という翌日は、ぜひ試してみてください。
大丈夫、こんな風にお楽しみを定期的に入れても痩せていきます。
あわてずに、正しいリセット法を知っておきましょう。
〜〜〜〜メルマガはじめました〜〜〜〜