お肉は体に悪い、血を汚す、、こういうイメージを持っている人も少なからずいるようです。
かくいう私も、お肉を悪者にして一切口にしないという期間が数年間ありました。
健康に関して敏感な人も増え、菜食を自ら選択する人が日本でもずいぶんと増えたなぁと感じます。
実際のところ、お肉ってどうして体に悪いと言われてしまうんでしょう?
お肉を食べない人の中には、動物愛護的な観点からそうする人たちもいます。
シンプルに、かわいそうだから。
これはこれで、個人の考えなのでありなのかなと。
あとは、酸性だからあまりよろしくない・・という人も。
人間の体の理想は弱アルカリ性なので、酸性に強く傾くお肉はよろしくない、という考え。
これもまぁ一理あるかと思いますが、人間の体にはもともと調整機能が備わっているので、酸性に一時傾いたとしても元に戻す力が働くはずなのでそうとも言い切れないかな、と個人的には感じます。
お肉が体に負担をかけてしまう理由・・
fitmeの考えは
1、脂の融点の問題
2、飼育の問題
です。
1、脂の融点
脂の溶ける温度って、個体によって違います。
・牛・・40〜50度
・豚・・33〜46度
・鶏・・30〜32度
・魚・・10度くらい
人間の深部体温は、口で体温を計った場合のマイナス0.2度。
36.5度の人の深部体温(内臓の温度)は36.3度くらいということ。
そうすると、牛肉や豚肉の部位や品種によってはそれより低いので、体内で脂が固まってしまいますね。
消化に負担がかかるのは想像にやさしいのではないでしょうか?
お肉を料理した後のお皿に、冷えた脂が固まっているのを見たことありませんか?
あの感じです。
そうなると、洗い物も大変ですよね?
それと同じことが、体内で起こっているのです。
2、飼育の問題
鶏ならば、すごく狭いところでぎゅうぎゅうで飼育されていたり
牛や豚なら、ホルモン剤を投与されてブクブク太らされていたり、
養殖の魚も含め、全部に言えることですが餌の安全度も分かったものではありません。
少し前には、魚に肉の粉を与えている・・なんて記事を読んだこともあります。
正直、日本で自然なグラスフェッド(牧草飼育)のものを見つけるのは海外ほど簡単ではありません。
グレインフェッド(穀物飼育)がほとんどですし、動物そのものがストレスを感じないように丁寧に飼育されてるところのほうが少ないのが現状です。
1、2を読むと、全部ダメなんじゃ・・と思ってしまうかもしれません。
でも、そうじゃないんです。
人間も含め、生き物は悪いものは脂肪にたまります。
シンプルに太っている人のほうが、痩せている人よりも悪いものを体に溜め込んでいるんです。
1と2を総合的に考えてみてほしいんですが、
だから、お肉は食べない!とりむね肉と魚しか食べない!!
ではなく、
食べ方を選ぶようにすることで、最悪は回避できます。
・脂身の少ない部位を選ぶ
・シンプルな調理を選ぶ
嫌いなささみを食べろはいいませんが、脂や皮たっぷりのとりもも肉を、油たっぷりの調理法で食べるのとでは体への負担はかなり変わります。
豚肉にしても、ソテーばかりではなくしゃぶしゃぶにすれば余分な脂はかなりカットできますね。
一般的に、虚弱体質の人は体温も低いのでお肉を消化するのが難しく、下痢や便秘を起こしてしまうのです。
過食嘔吐、チューイング癖のある人も消化力がかなり低下しているので食べ方によってはかなり負担になりそうです。
そういう意味で、男性も女性も自分の体温を知っておくといいですよ。
適切な体温を保つことは、消化力や代謝の高さをも表しているのです。
最後に。
肉は体に悪いけど、魚なら大丈夫ですよね?
これもよく聞かれますが、2のところで書いた餌の問題や海の汚染の問題もあるのでそうとも言い切れないのが現状です。
ただ、1の脂の融点の観点から、魚の脂は肉のそれと比べると負担は軽いのかな、という感じでしょうか。
いつも書いていますが、
肉=悪、魚=健康
動物性=悪、植物性=健康
ではなく、色んな角度から見るようにしてみてくださいね。
そうするともっと世界が広がり、良い意味で力の抜けた状態での健康や体質改善が目指せます。
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