精製した穀物、白いパン、白米、うどん、パスタなどは栄養がないし、血糖値を大幅に上げるので栄養が豊富な玄米をたべましょう!
こんな風にいう人もいます。
最近は特に、芸能人やモデルも玄米を食べていると発言することも多く、それに影響されるのも無理はありません。
きれいでかっこいい人たちがどんなものを食べているか、気になりますもんね〜。
確かに、玄米の栄養価は高いです。
デトックス効果と満足感は高いのにGI値は低いので、大量に食べなければ血糖値も上げづらいので脂肪として蓄えられにくく、ダイエットにはもってこいの食材とも言えます。
グリセミックインデックス。
ブドウ糖を100とした場合の相対値で、その食品がどれくらい血糖値を上げるが数値化したもの。
玄米は白米と違って、ビタミンミネラルを豊富に含んでいます。
それは、胚芽と表皮を削らず(精米しない)、そのまま残してあり、その部分にたくさんの栄養が詰まっているからなんですね。
食物繊維も豊富なので、便秘にもいいと言われています。
そんな素敵な玄米ですが、食べないほうがいい人もいるんです。
1 よく噛まないで早食いをする癖がある人
2 慢性的に便秘や下痢のある消化能力の低い人
3 美味しくない(好きじゃない)のに、健康や美容にいいという理由で食べている人
まず1。
美味しく炊けたとしても、玄米は白米と比べると消化に負担がかかります。
風邪を引いている時に、ぷちぷちした食感の玄米を食べて治そう!と思う人はいないですよね。
次に2。
そもそも、日常的に便秘や下痢がある時点で食べ物、食べ方を改善した方がいいですし、そういう状態の人が玄米を食べると上手く消化されないこともあります。
玄米を食べるとお腹が張る、という人は気をつけましょう。
玄米は不溶性食物繊維なので、腸の状態によっては水分が足らずカチカチコロン・・の状態になることもあるんです。
そして3。
健康や美容ネタが好きな人にありがちなんですが、自分が食べて美味しい〜幸せ〜!という気持ちは二の次で、体にいいから。という理由で食べ物を選ぶ人です。
玄米を美味しく炊くのにはコツがあり、自分好みに炊けるようになるまでにちょっと経験がいるんです。
いくら本やネットで炊き方を調べても、選ぶお米や使う炊飯器によって仕上がりは変わってしまいます。
何よりも、自分の本当の感覚(味覚)を無視して食べ続けていると、それ自体がじんわりストレスになってくるので、ダイエットを意識している人は特に注意が必要です。
この「美味しくない」問題については、炊き方でずいぶん変わるのでこちらの記事も参考にしてみるといいです。
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ダイエットや腸内環境アップにも効く玄米の正しい食べ方
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食事は空腹を満たして栄養を摂るためだけのものではないのです。
健康や美容のために「何を食べるか」ばかり追い求めた時もあったけど、その時の気持ちが実は一番大事なのでは?と今は考えています。
頭で考えてばかりだと、気持ちが置いてけぼりなこともあるのでその時々の体調や気持ちを感じてみてくださいね^^