筋トレをすると代謝がアップして痩せる!
基礎代謝を上げるために筋トレをしましょう、筋トレをして筋肉が落ちるのを防ぎましょう。
ダイエットに筋トレはプラスになる。
一般的にはそういうイメージがあるのではないでしょうか。
確かに、筋トレのは健康や美容のためにいい効果がたくさんあります。
私が感じたのは、
血流がアップして顔色がよくなる
朝起きるのが辛くなくなった
体力がついた
などでしょうか。
あとは、体の強さとストレス耐性というのは比例するので、体が丈夫になるとストレスに強くなる、忍耐強くなるなどの精神的な部分への効果も期待できますね。
トレーニング誌や某ダイエットジムなどによって、以前に比べると女性が筋トレのハードルが低くなってきました。
そこで、起きやすい勘違いとして
筋トレをしたら痩せる。
です。
筋トレをがんばれば、あら不思議、いつの間にかこの記事の画像の女性のような体になる!・・・と。
、、なりません。
筋肉をつけることと脂肪を落とすことは別です。
筋肉をつけるためにやるのが、筋トレ。
脂肪を落とすためにやるのは、食事制限や有酸素運動などの体を動かすこと。
で、さらにいうと、
ダイエットのためになんらかの食事制限をしながらの筋トレは、めっちゃきついし、効率が悪いです。
筋トレいってもいろいろあるので、ここではウェイトトレーニング(重りを持つトレーニング)前提で書きます。
筋肉をつける行為というのは、実は体にとってはある意味「むだ」な行為です。
筋肉がつくと、消費エネルギーが上がるのである意味燃費の悪い体になります。
体にとっては、浪費家の家族を抱えているようなもの。
だから体は、使わない筋肉は なくてもいいじゃん。とキープしてくれなくなりますし、そう簡単に筋肉って増えないんですよ。
(特に女性はホルモンの関係もあるんで)
筋肉に定期的に刺激を与えるというのは、必要ではあるんですが。(のんびり歩くなどの必要最低限の日常動作以外で)
体にシャープさを出したいなら、脂肪を落とさないとかっこよく見えません。
例えば、プロレスラーやお相撲さんをイメージしてみてください。
彼らは筋肉がついていますが、シャープさには欠けていて、むしろぽっちゃりしてますよね?
当たりの強い競技なので、体を守るために筋肉の上に脂肪がのっているからです。
余分な脂肪がついている限り、筋肉がついてもシャープな体にならないんです。
筋トレは痩せないだけでなく、まだ脂肪がたくさんある状態で筋トレをしたら、なんとなく体が大きくなって終わり。です。
頑張っているのに、あれ、太った?なんて言われることもあるかもしれません・・
プロレスラー体型を目指しているならいいでしょうが、多くの女性がのぞんでいるスタイルは違うんじゃないでしょうか?
体脂肪が高めの人は、余分についた脂肪を落とすことからはじめたほうがよさそうです。
一時的に体が大きくなってしまうことを恐れないのであれば、筋トレとダイエットを同時進行にするのもありだとは思います。
おすすめは、適度な食事制限をしながら、負荷の軽いエクササイズ系を取り入れることです。
運動不足で関節がさびついている人はとても多いので、ストレッチやインナーマッスルを刺激するようなもの。
ヨガ、ピラティス、自重トレ、ごく軽いダンベルを使った体操、ストレッチなど。
ウォーキングは合わない人がおらず、しかも今すぐただでできる運動です。
男性と女性のダイエットや筋トレはやり方が違うのです。
男性は手足が太くなったり、体が大きくなることに抵抗のない人がほとんどですが女性はそうではないのでは?
ダイエットや体質改善に魔法のような方法はなく、自分に合った方法を正しく実践することが一番です。